彦根城世界遺産登録に向けて! 1000人委員会 会長 宮川富子氏 インタビュー!

月報連載記事「一心発起!TAKE ACTION!」では、地域の活性化に繋がる行動(ACTION!)を起こしている組織内外の人物に取材を行い、12ヵ月に渡り記事を掲載していきます!

1回目となる今回は「彦根城世界遺産登録 意見交換・応援1000人委員会」会長 宮川富子さんにインタビューをさせていただきました!彦根城世界遺産登録に向けた取り組みをはじめ、そもそもなぜ彦根城の世界遺産登録が必要なのか!?大注目の内容となっています!

 

質問:まず初めにお伺いしたいのですが「彦根城世界遺産登録 意見交換・応援1000人委員会」ではどういった活動をされているのですか?

 

 

 

 

 

 

 

宮川氏:彦根城の世界遺産登録に向けて、市民・行政・企業・有識者が一体となって、情報共有・意見交換を行い、応援する活動をしています。

質問:現在どれだけの方が活動に参加しておられますか?

宮川氏:現時点で1574人(2020年12月17日時点)の会員の方々に参加していただいております。委員会の立ち上げ当初は「彦根城の世界遺産登録なんて無理だろう」というお声が多かったのも事実ですが、今では多くの方々に賛同いただいております。

質問:初歩的な質問になってしまいますが、なぜ彦根城の世界遺産登録が必要なのでしょうか?

宮川氏:自分たちが生まれ育った地域の財産、先人が残したものを守り、次代に繋いでいく必要があると思っています。それが結果として地域をより豊かにし、発展させ、ひこねの人々が、今よりもっと誇りを持てる街に成長できると私たちは考えています。

質問:彦根城の世界遺産登録を実現するためにクリアする今後の課題はありますか?

宮川氏:やはり市民の方々の関心や協力がもっと必要です。残念なことに実際に住んでいる市民の方でも、彦根城の素晴らしさに気づいていない方が未だに多くおられます。まずは自分たちの身近なところに大きな財産があることに気づいていただき、彦根城を守っていかなければいけない、途切れさせてはいけない、大切な存在だと認識し伝統を守り続ける意識が大事です。それを広める活動も1000人委員会の担いだと考えています。また世界遺産登録には、実はまちづくりがとても大事なんです。彦根城だけではなく、彦根城を取り巻く周辺地域の魅力、環境、そして人々との暮らしの結びつきが大切で、その部分を今後強化していく必要がありますね。

 

 

 

 

 

 

質問:彦根城は歴史ある建造物ですが、それを守るにはどうしたらいいのでしょうか?

宮川氏:世界遺産に登録されるということは、国内のみならず、世界規模でその遺産を守り継続させる取り組みをするということです。我々の財産、地域の魅力を次代まで維持していけます。

質問:彦根城が世界遺産に登録されれば、地域にはどのような変化が生まれるのでしょうか?

宮川氏:彦根城とその周辺地域の魅力を世界中の人に知ってもらうことで、観光客の増加はもちろん、この地域に住みたい、住み続けたいと考える人を増やせると考えています。滋賀県と言えば琵琶湖というイメージを持っておられる方が非常に多いですが、世界遺産に登録されれば、世界から、私たちの住み暮らす彦根市が注目されることになるのです。

質問:最後に地域に住み暮らす市民の皆様にメッセージをお願いします。

 

 

 

 

 

 

宮川氏:ご存知の通り彦根城は既に国宝に指定されている国の宝です。世界遺産登録が現実のものとなれば、国内だけに留まらず、世界中の多くの方々に彦根城の価値を認識していただけます。昔と今を繋ぐ、形を鮮明に残す〝歴史の宝〟であることを、まずは市民の方々が改めて認識していただくことが大きな一歩に繋がります。彦根に住む若い方々にも私たちの活動を知っていただき、地域の魅力に今一度気づいていただくキッカケになればと思っています。

今現在のためだけではなく、彦根の未来のために、皆でこの地を大切にして行きましょう。