運動方針

目次

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第71代理事長 澤井 雄一

【はじめに】
私が彦根青年会議所に入会したのは2018年。当時のやる気のなさに今考えると恥ずかしく感じます。青年会議所の存在すら知らなかった私は、拡大委員長の誘いで入会しました。正会員になってからはほとんど例会に出席せず幽霊会員になりかけていましたが、カロム日本選手権大会の司会をさせていただき、その日から観える景色が変わりました。達成感と仲間と一つの事業を創り上げる素晴らしさを経験した私は2年目副委員長、2020年度の3年目で拡大の委員長を仰せつかりました。文章能力がなく頭の回転が悪い私をいつも支えてくれた仲間の存在が大きく、新型コロナウイルス感染症の流行の年でしたが、ピンチをチャンスに変え会員拡大、異業種交流会、会員研修、9月度例会、12月度例会を終え支えてくれた仲間に感謝をする年となったとともに、自分の成長を感じる年でした。2021年度理事兼近畿地区大会実行特別委員会部会長をさせていただき、2022年度副理事長、昨年度には副理事長兼70周年実行特別委員長を仰せつかりました。これまで以上に彦根青年会議所の歴史に触れ、70年の重みを感じました。1953年第二次世界大戦後、戦地から帰国した中川芳之助氏は「今こそ生きて帰った若者が、新しい世界観に立脚して、少しづつでも住みよい国造りをする責任がある」という熱い想いのもと責任感と情熱を持ったひこねの若者が集いこの地域に青年会議所が誕生し70年もの長きにわたり受け継がれてきた想いを感じた瞬間は鳥肌が立ったと同時に彦根青年会議所の一員であることに誇りを感じました。また創立70周年を機に新たな運動指針Connecttothefuture~誰もが憧れるひこねの実現~を打ち出しました。この運動指針は「人」「まち」「経済」を「組織」がつなぐという4つの柱を軸に活動を行い、人やまち、まちや経済、人や経済が私たちの活動によってつながり、このひこねの地を、暮らしやすいまち、未来に夢を抱くことのできるまち、市民から愛され人が憧れを抱くまちへと進化させることが私たちの使命だと考え策定いたしました。そして2024年度は新たな運動指針に沿って活動を行う最初の年となります。戸惑う事も多いでしょう。時には大きな壁にぶつかり悔しい思いをすることもあるでしょう。しかし青年会議所には本気で取り組んできた者しか観ることのできない景色があり、仲間がいます。ここひこねが輝きを放ち誰もが憧れるまちになるよう挑戦し、未来につながる新しいひこねを創出していきます。

【新たな組織運営への挑戦】
昨今当たり前が当たり前ではなくなるほど私たちの生活は急激に変化しました。青年会議所においても生活環境の変化に対応するために、新しい形の会議や規模を縮小しての事業など先輩諸兄姉のご尽力によりいかなる状況でも活動・運動を行ってまいりました。しかし、少子高齢化に伴い労働人口の減少が進む中デジタル社会の発展により、変化に即応することのできる組織へと在り方を見直し、私たちはより一層進化しなければなりません。より効果効率を目指しDXなど技術を積極的に活用し新しい組織運営に挑戦することで組織力の向上につながり、まちに影響をもたらす組織へと進化することでしょう。
また彦根青年会議所は今年度創立71年目を迎えます。これまで地域と共にあった彦根青年会議所がこれまで以上に必要とされ続けるためには、地域の課題と向き合い、社会により強く認知され、評価される運動を展開しなければなりません。私たちが目指す地域の未来像とそれを実現に導く数々の取り組みを継続的に発信することで、ひこねのまちで必要と評価され続け存在価値の高い組織を構築する必要があると考えます。市民による市民目線の情報発信は地域の価値を押し上げます。地域に溢れている様々な情報から、自身に必要な情報を適切に活用し自らの郷土愛を率先して発信できる人財を育成するとともに、企業と連携しひこねの魅力を伝播することで地域への想いが通い合う広報活動を創出します。

【未来につなげる】
彦根青年会議所の活動、運動がこの先永続的に展開していくためには、会員の拡大と交流が重要だと考えます。年々進む会員数の減少に青年会議所活動の鈍重が懸念され何れのLOMも重視して取り組んでいます。10年前80名以上いた会員数が活動していた彦根青年会議所も現在30数名。もっと危機感を強め、メンバー全員で取り組まなければいけない課題だと考えます。しかしながら私たちは創立以来地域や社会を巻き込み市民の先頭に立ってきました。地域 市民にとって、なくてはならない存在になりました。その結果として変化や反応を起こせる組織へと成長しました。それは、素晴らしいことでもあり彦根青年会議所の強みではないでしょうか。その強みを武器に私たち彦根青年会議所がやるべきことは活氣ある彦根青年会議所の再起です。どんなに強固な組織であっても活氣がなければ人は入ってきません。どんなに強固な組織であっても魅力がなければ人は離れます。勢いがある「活氣」のある組織に人が集まる。夢中にさせる「魅力」のある組織に人が集まると考えます。この二つが結合すれば会員拡大の道は拓けるのではないでしょうか。そして大事なのは交流です。様々な想いを持ったメンバーが志を同じくして青年会議所活動に努めればそれが絆となり、組織のチカラとなり私たちの運動の原動力となるのです。そのチカラを用いてまちをつないで行く必要があると考えます。私たち青年会議所は若いリーダーが集まった組織であり、社会的責任を果たす役割を担っています。私たちにしか生み出すことの出来ない明るい豊かな未来のひこねを創出し影響力をもつ組織へと進化し続けて行きましょう。

【輝かしいひこねの創出】
私たちの活動エリアでもある「彦根」「米原」「多賀」「甲良」「豊郷」「愛荘」には、地域から愛されてきた、歴史、伝統、文化をはじめ地域資源がたくさんありますが、表面しか見えていないのではないでしょうか。実は裏には景色が違った地域資源が眠っており、私たちはそれに気づいていないだけではないでしょうか。見て触れて感じることで地域の魅力を再評価し、その価値を最大化することで地域創生への歩みを押し進め、活用に対する新たな気付きを促す中で生み出された地域の魅力を世界に発信し、観光客からも市民からも愛されるひこねを創出したいと考えます。また地域に暮らす我々青年が先頭となり市民と共に地域の課題について考え、解決に向けて行動する中で地域への貢献を通して、愛する家族や仲間と共に暮らすひこねへの愛着や誇りを持つことのできる環境を創ることがひこねのブランド力向上につながると考えます。そのためにも、地域の枠組みを超えた連携、相互補完を促す取り組みを行い、行政やまちづくりを行う諸団体との協働を活発に行い、互いの強みを活かし、各々の課題解決に向け、実践できる場を創出する中で、関係人口の拡大と、その関係性を持続させる取り組みを行い、多様性のある強い地域を形成します。暮らしや働き方が多様化していく中で、ひこねの特性や、ひこねに関わることへの魅力を発信することで、持続的な関係人口の増加を促し、様々な価値観を持った人財が活躍できる社会を創り市民から愛され誰もが憧れを抱くまちを目指します。

【結びに】
青年会議所は単年度制で役職が毎年変わり人を育てる組織です。毎年多くの失敗も多くの成功も経験しその経験を次の時代へとつなげ成長しています。40歳までと限られた時間の中で、時には仲間とぶつかり合うほど本気で向き合っているから悔しい想いも、達成感も感じるのです。互いに助け合い切磋琢磨しながら同じ志を持った仲間の存在は大きくどんなに困難な道でも、どんなに高い壁でも、仲間と一緒なら怖くはありません。努力した結果報われるのではなく、報われるまで努力するから地域に変化をもたらすチカラを得るのです。さぁそのチカラで新しい次代を仲間と共に切り拓いていきましょう。

【事業計画】
1.1月度新年交流例会
内 容:2024年度の運動指針を共有し、行政や諸団体との交流を図る例会
時 期:1月
対 象:メンバー及び諸団体
1.8月度例会
内 容:姉妹LOMと交流し、繋がりを深める例会
時 期:8月
対 象:メンバー
1.10月度家族例会
内 容:家族への感謝を表し、青年会議所活動への共感を促す例会
時 期:10月
対 象:メンバー及び家族

組織ブランド創出委員会方針

組織ブランド創出委員会 委員長 北川真衣

 彦根青年会議所が7 0 年という歴史ある運動を継承していく中で、今まで以上に地域から広く認知され、必要とされる組織として更なる進化を遂げるためには、メンバーが彦根青年会議所の一員であることに誇りと責任をもち、組織内外において効果効率的に情報を発信し、より地域にインパクトを与える必要があると考えます。 組織ブランド創出委員会では、メンバーが帰属意識をもち積極果敢に活動に参画できる組織運営の基盤構築を図るとともに、多様な情報発信ツールを活発に活用し、地域と繋がる広報活動を行うことにより、彦根青年会議所のブランド力を伝播し、唯一無二の団体として地域に密着し市民から愛される組織づくりを目指します。

【事業計画】
1. 総会
内 容:総会の運営
時 期:1月~12月
対 象:メンバー
1. 2024年度LOMスローガン承認及び掲出物作製
内 容:LOMスローガン掲出物の作製及び掲示
時 期:1月~12月
対 象:メンバー及び市民
1.彦根青年会議所公式WEBサイト開設・運営及びSNS運営
内 容:公式WEBサイト開設・運営及びSNSの運営
時 期:1月~12月
対 象:メンバー及び市民
1.彦根青年会議所新聞新年号の発行
内 容:彦根青年会議所新聞新年号の発行
時 期:1月
対 象:メンバー及び市民
1.月報配信
内 容:WEBメディアを活用した月1回の月報配信
時 期:1月~12月
対 象:メンバー及び市民
1.褒賞申請
内 容:事業内容の検証及び情報の受発信
時 期:1月~12月
対 象:メンバー及び市民
1.4月度公開例会
内 容:広報について学ぶ例会
対 象:メンバー及び市民
1. 9月度例会
内 容:滋賀ブロック大会への参加
時 期:9月
対 象:メンバー

組織の未来創出委員会方針

組織の未来創出委員会 委員長 清水 翔太

積極果敢に活動を展開してきた彦根青年会議所が、今まで以上に地域から必要とされ活氣と魅力に満ち溢れた組織となるためには、一人ひとりが自信と誇りを持ち、人間力を向上させるとともに、強固な友情で結ばれた関係を新たに確立し、組織のチカラを高めていく必要があると考えます。

組織の未来創出委員会では、まちの未来を牽引する人財拡大を図り、メンバーが相互研鑽を通じて多様な価値観に触れ、互いの想いを理解するとともに、信頼出来る仲間と一致団結する場を創出し、達成感や感謝を分かち合うことにより、強固な絆で繋り続ける組織づくりを目指します。

【事業計画】
1.会員拡大
内 容:仲間の輪を拡げる活動
時 期:1月~12月
対 象:メンバー及び市民
1.会員大会への参加
内 容:各種会員大会の設営
時 期:1月~10月
対 象:メンバー
1.3月度公式訪問例会
内 容:滋賀ブロック協議会と交流し、相互理解を図る例会
時 期:3月
対 象:メンバー
1.会員研修
内 容:メンバーの相互研鑽を促す研修
時 期:5月
対 象:メンバー
1.7月度例会
内 容:強固な結束力を創出する例会
時 期:7月
対 象:メンバー
1.12月度例会
内 容:卒業会員の功績を称え卒業会員とメンバーが互いに感謝の想いを伝える例会
時 期:12月
対 象:メンバー

輝くひこね創出委員会方針

輝くひこね創出委員会 委員長 山田 雅崇

ひこねが輝きを放ち、活氣に満ち溢れ持続的に発展をしていくためには、我々が住み暮らすまちに根付く古き良き伝統、歴史、文化を次代に継承し、新たな価値を見出す中で、市民の地域への愛情と誇りを醸成し拡く伝播する必要があると考えます。

輝くひこね創出委員会では、ひこねの魅力ある地域資源に対する知見を拡げ、地域の可能性を模索する関係諸団体と連携し、まちへの愛着や誇りを育むことのできる場を創出するとともに、市民の記憶に残り、かけがえのない財産となる運動を展開することにより、ひこねに住み暮らす人びとから愛される輝くひこねの創出を目指します。

【事業計画】
1.2月度例会
内 容:地域資源に対する知見を拡げる例会
時 期:2月
対 象:メンバー
1.写生大会
内 容:地域への愛着や誇りを育む事業
時 期:5月
対 象:メンバー及び市民
1.11月度事業例会
内 容:記憶に残り財産となる事業例会
時 期:11月
対 象:メンバー及び市民

財政規則特別委員会方針

財政規則特別委員会方針 委員長 丸山 義樹

彦根青年会議所は70年を超える永きにわたり、行政をはじめ、市民や関係諸団体と信頼関係を築いてきました。私たちがこの名誉ある歴史を守り受け継ぐ中で、唯一無二の仲間と更なる地域の発展を目指した活動を続けるためには、組織における厳格な財務運営と、コンプライアンスの知識をメンバー一人ひとりが身に付け、次世代経済人として成長していく必要があると考えます。

財政規則特別委員会では、地域からの信頼に応えられる団体として組織運営の要であるコンプライアンス並びに事業会計を把握し、適正な審査、指導を徹底するとともに、新たな一歩を踏み出し、次世代経済人としての可能性を広げることにより、彦根青年会議所が厳格かつ次代に繋がるSustainableな組織を目指します。

【事業計画】
1. 事業会計・法人会計収支
内 容:事業会計・法人会計収支の審査及び指導
時期:1月~12月
対象:各予算執行担当者
1.コンプライアンス
内 容:コンプライアンスの徹底
時期:1月~12月
対象:各予算執行担当者
1.6月度例会
内 容:経済を学ぶ例会
時 期:6月
対 象:メンバー

事務局方針

事務局長 北川 凌

彦根青年会議所が地域から付託を得る中で、更なる運動を展開するためには、先輩諸兄より受け継がれてきた組織の力を礎に時代に沿った組織運営へと発展させ、様々な変化に対応できる組織づくりが必要であると考えます。

事務局では、確立された体制を受け継ぎ、理事会の運営を行う中で、効果効率的な組織運営に挑戦し、青年会議所活動に邁進するための有意義な時間を創出することにより、帰属意識を高め、メンバーの力を最大限引き出す組織運営を目指します。

【事業計画】
1.理事会
内 容:理事会の運営
時 期:1月~12月
対 象:メンバー
1.ハンドブック作成
内 容:ハンドブック作成
時 期:2月
対 象:メンバー及び各種団体
1.5月度例会
内 容:アジェンダシステムの知見を深める例会
時 期:5月
対 象:メンバー
1.事業報告書及び会計報告書作成
内 容:事業報告書及び会計報告書の作成
時 期:12月
対 象:メンバー

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