月報８月号　by彦根青年会議所

筆者：8月臨時総会例会は今年度の総務広報委員会として最後の例会になりますが、どのような例会ですか？
澤田委員長：8月臨時総会例会は、総務広報の中で「総務」の担いとして開催する例会で、メンバー一人ひとりが組織の在り方を考えることで、今後のより良い組織運営を考えるきっかけになる例会にしたいと考えています。
筆者：具体的にはどのような内容でしょうか？
澤田委員長：あらかじめメンバーに対して「定款・諸規則の中で課題があると思われる項目」についてヒアリングをさせていただき、出てきた意見の中から委員会で４つの課題についてピックアップし、当日は４つのグループに分かれて一人ひとりから自身の意見を出してもらうというものです。
筆者：この例会を実施することにより、どのような効果があると考えておられますか？
澤田委員長：日頃JC活動を頑張っていても、特に何かを調べる時でなければ定款・諸規則をじっくりと見ることはないと思います。また、入会歴の浅いメンバーに関しては、ほとんど定款・諸規則について知らないということもあります。そこで、この例会を通して、「定款・諸規則にこんなことがかかれているんだ」という気づきを与え、興味を持っていただくという効果が一つあると思います。もう一つは、グループに分かれて一人ひとりに意見を発言してもらうことにより、他の人の意見を聴くことで自身の意見との違いに気づき、理解が深まっていくと考えています。
筆者：なるほど。普段、定款・諸規則に関して他のメンバーの考えを聴くという機会は殆どないので、気づきはありそうですね。最後に抱負をお願いします。
澤田委員長：定款・諸規則は多くのメンバーにとって取っ付きにくいものだと思いますが、本例会を通じてより身近なものに感じていただき、次代の効果効率的な組織運営のために変更を検討する土台に出来ればと考えています。今年度の総務広報委員会の最終例会ということで、メンバーにとって学びになるような例会にしたいと思います。