月報9月号

目次

連載記事  ・「新風」となれ!!~巻き起こせ、ひこねのまちに~
       2024年度出向者メンバー紹介

連載記事  ・今に繋がるひこねのバトン
       滋賀ブロック協議会 第43代ブロック会長
        清水 智弘歴代会長にインタビュー

連載記事  ・ぶらりひこね散歩
        今月のお出かけ先 “teraitei”さん

ひこね瓦版
新入会員紹介  和田 龍弥 君 
事業・例会案内 
編集後記~委員長のつぶやき~

「新風」となれ!!
~巻き起こせ、ひこねのまちに~

このコーナーでは彦根青年会議所で活躍するメンバーがどのような活動を行っているのか、各委員会や執行部、出向者情報などをご紹介します。
9月号では、本年度の出向者メンバーをご紹介させていただきます。

2024年度出向者メンバー紹介

北村 忠征 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会
役職・活動内容を教えてください。
会長職
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
学んだことは書ききれませんが、良かった事は沢山の方との人脈を広げられたことです。

飛松 龍 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会
役職・活動内容を教えてください。
運営専務
組織統括、財政規則特別会議担当
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
公益社団法人日本青年会議所の規則など、LOMと比べて厳しい環境の中で、視野が広がり多くの学びがありました。また、新たな仲間との出会いは、今後の人生においてもかけがえのないものとなりました。

横津 優騎 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会
役職・活動内容を教えてください。
事務局長
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
出向して学ぶ事は会議等のレベル、質の高さで出向の楽しさは仲間が増えるのと様々な場所に行ける事です。

園 一生 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会
役職・活動内容を教えてください。
事務局次長 
会議の設営、会長のお付き
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
県内メンバーと沢山出会える事です。楽しい事がいっぱいあります。

西村 直人 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会
公益社団法人日本青年会議所近畿地区協議会 ブランディング共創委員会
役職・活動内容を教えてください。
事務局次長
会議の設営、議事録作成、鞄持ち兼運転手
地区の委員会では広報を担当
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
県内外各地から出向されているので、自LOMには無い考え方を勉強できるところです。県内外のJCメンバーと交流できる機会が多くありますし、地方で呑むお酒は美味しいです(笑)

橋本 一幾 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会
役職・活動内容を教えてください。
事務局 会長特別補佐
会長のお付き、相談役
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
多くの仲間に出会える事です。

藤井 肇 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会 ブロック大会運営委員会
役職・活動内容を教えてください。
ブロック大会の事業構築
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
他LOMのメンバーとの意見交換や事業構築により、いろんな考えが学べたり、繋がりが増え、とてもいい経験ができました。

夏原 慶 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会 地域ブランド推進委員会
役職・活動内容を教えてください。
KOKOKU  FESTIVAL~滋賀の魅力わくわく体験~の開催
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
彦根JCの活動だけでは出会えなかったメンバーとの繋がりや、大きな規模の事業で大変な中でも、大きなやりがいを感じる事ができました。

西村 健太郎 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会 広報委員会
役職・活動内容を教えてください。
ブロックのSNS発信など広報活動
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
普段出会えない方と出会え、お話できるのがよかったです。

夏原 大輝 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地協議会 ブランディング共創委員会
役職・活動内容を教えてください。
近畿地区協議会の事業への協力並びに写真撮影。委員会への参加。
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
LOMよりも日本青年会議所本会に近い存在の地区への出向は、より広い視野でのJC運動、活動の意義を学べます。また、近畿地区全域から集まった委員会メンバーと交流できた事は、学びだけでなく、新たな友情を育む契機になりました

丸山 義樹 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会 財政規則特別会議
役職・活動内容を教えてください。
コンプライアンスや財政面での審査
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
本年度の出向を通して財政など難しいことへの興味が沸いたことです。

髙橋 寛之 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会 アカデミー委員会
役職・活動内容を教えてください。
3月、5月に行われたアカデミー事業の構築
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
他LOMのメンバーとの交流が深められた事です。

米森 麗那 君

本年度の出向先を教えてください。
公益社団法人日本青年会議所近畿地区滋賀ブロック協議会 アカデミー委員会
役職・活動内容を教えてください。
アカデミー会員向けの事業の構築、お手伝い
出向をして学んだ事や良かった事、楽しさを教えてください。
他LOMとの関わりが持てたことです。

今に繋がるひこねのバトン

このコーナーでは、創立71年目を迎える彦根青年会議所をこれまで築き上げてこられた先輩方にお話しを伺い記事にさせていただきます。9月と言えばブロック大会‼ということで、今月号は特別号といたしまして、2013年度、彦根JCより滋賀ブロック会長としてご出向しておられました、滋賀ブロック協議会第43代ブロック会長 清水 智弘先輩にインタビューに行ってまいりました。
また、清水先輩がブロック会長をご拝命された際に運営専務として一緒にご出向されました中川 寛之先輩にも同席していただき、あの頃の貴重なお話や一年間の思い出話など沢山のお話を聞かせていただきました。

委員長 清水先輩、中川先輩本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。JCが掲げる「奉仕・修練・友情」の三信条のもと、ブロック会長として駆け抜けた2013年度を振り返って色々なお話聞かせてください。まず、清水先輩はブロック会長以外にもLOMでも沢山の役職を経験されてこられたと思うのですが、入会からの経歴を教えてください。

清水先輩 私は彦根JCが50周年を迎えた2003年に27歳で入会させていただきました。05年にLOMにて会員開発を担う委員長、06年に滋賀ブロック協議会にて水事業を担う委員長、07年にLOMにてブロック大会実行委員会の副委員長、08年に副理事長、09、10年と2年連続でLOMにて組織改革特別委員会の特別委員長、11年に理事長、12年に直前理事長と滋賀ブロック協議会副会長、そして13年に滋賀ブロック協議会第43代ブロック会長をさせていただきました。翌14年に直前会長と地区の監査担当役員、LOMでは監事をさせていただき、最終年度の15年は日本JC出向とLOMでは理事として皆さんと一緒に最後のJC生活を楽しく過ごさせていただきました。

第43代ブロック会長 清水 智弘 先輩

委員長 お聞きしているだけでも内容の濃いJC生活が思い浮かぶほどの経歴です。私も2015年度は清水先輩と同じ委員会の配属で大変お世話になりました。では、2013年度滋賀ブロック協議会第43代ブロック会長をされた1年で思い出に残っていることを教えてください。

清水先輩 2013年度滋賀ブロック協議会ではJC運動連携推進委員会による憲法改正問題について学んでいただく取り組みとして「未来への約束~あなたとつながる新しい憲法~」と題しクイズ形式や模擬国民投票などを行い子供たちにも憲法について興味を持っていただけるような事業や参議院議員選挙に向けた公開討論会、湖国の魅力発信委員会による滋賀ブロック協議会の伝統的な環境啓発事業である「びわ湖環境フェスタ2013~びわ湖の環境WAKUWAKU体験~」と題した水事業、滋賀ソーシャル・ストック確立委員会では地域資源や伝統文化に着目し年間を通して第1弾から第4弾までの4本立てで行った「灯~ともしび・ぷろじぇくと~」と題した体験型の事業、アカデミー委員会による「これが僕たちのたからだ‼」と題したアカデミー事業、第43回ブロック大会水口大会、また前年度から引き続き開催させていただいた滋賀ブロック協議会女子会など年間を通して滋賀の魅力を県内地域の方々やメンバーに広めるべく沢山の事業を展開させていただきました。ブロック会長という大役を仰せつかったことで私自身も大きく成長させていただいた年となりましたし、貴重な経験も沢山させていただきました。ブロック会長として滋賀県内だけではなく全国各地色々な場所に赴かせていただきましたし、とにかく目の回るような毎日で日々忙しくさせていただいていました。
各会員大会はもちろんですが、この年の世界大会はブラジルのリオデジャネイロで開催され、26時間以上飛行機に乗り地球の裏側まで行けたことはとても貴重な思い出です。
前年度の9月にブロック会長の研修が東京のJC会館で行われ、朝から面接と会議があったのですが、近畿地区の面接の順番は滋賀が1番最初でした。面接が終わり次第会議室に向かうのですが、面接の際部屋に入った瞬間に副会頭より「とりあえず、髭を剃ってこい‼」と言われ、すぐにコンビニに向かい髭剃りを買ってJC会館のトイレにて髭を剃ったなんてこともありました。そのため面接が一番最後になりましたので会議室に一番のはずの私がいないため、他のブロック会長の皆さんにとても心配していただいたのを今でも覚えています。その後の会議では全ブロック会長が集まり、会頭所信の読み合わせがありました。2、3回詰まるとその場に立たされるのですが、実は私が一番に立たされたのも今ではいい思い出ですね。

委員長 私も滋賀ブロックの女子会には何度も参加させていただきました。人数の少ない女性会員同士がLOMの垣根を越えて交流を深められるとても楽しい時間でしたし、コロナ禍が終息した今、是非とも復活させてほしい事業のひとつです。ではブロック会長という重責を担う中で心掛けていたことなどあれば教えてください。

清水先輩 2013年は彦根JCにとっても60周年という大変重要な年でした。そんな中、彦根JCより多くの滋賀ブロック協議会事務局メンバーを出向させていただき、1年間ブロック会長という大役を無事に終えることができたのもLOMのメンバーの皆さんのご協力があってこそだと感謝しています。だからこそ滋賀ブロックでの忙しさを言い訳にLOMに迷惑をかけてはいけないと思っていましたし、当り前のことですが例会や事業はもちろん委員会に至るまで全てに出席させていただくということだけは常に心掛けていました。そんな私の想いを汲んでいただき、事務局のメンバー全員がLOMでの活動には必ず参加するということを徹底していただいていたことが何よりもありがたかったですし、1年間支えていただいた事務局メンバーには今でも本当に感謝しています。

中川先輩 個性の強い事務局メンバーばかりでしたが、会長に恥をかかせてはいけない、私たちが1年間会長を支えていくんだという想いだけは全員が一致していましたし、至らないところも沢山あったと思いますが、気持ちと結束力だけは誰にも負けないとみんなが思っていました。特に私は運営専務という立場でしたので、会長とは本当に毎日、家族よりも一緒にいたのではないでしょうか。

清水先輩 毎月1回東京のJC会館にブロック会長が全員集まる日があるのですが、朝の9時から夕方の17時まで午前中は日本JCの理事会、午後からはブロック会長の勉強会という流れで朝も早いため、いつもは前日より泊まりで東京に滞在していました。ですが1度だけ前日にブロックの会員会議所が開催されたことがあり、終わり次第運営専務に車で東京まで送っていただいたことがありました。夜の23時に彦根を出発して池袋のサウナで少し仮眠をとり、なんとか間に合ったなんてこともありました。それくらい運営専務には常に陰から支えていただいた1年でした。

委員長 清水先輩と中川先輩はトモ君、ヒロ君と呼び合うほどとても仲が良いという印象ですが、中川先輩に運営専務をお願いされた経緯などあれば教えてください。

清水先輩 ヒロ君は同じ中学の1つ上の先輩で同じ野球部で共に汗を流していた頃からの付き合いです。JCに入会した年も一緒、初めて委員長をさせていただいた年も一緒と若い頃から苦楽を共にしてきましたが、実は運営専務は最初からヒロ君にお願いする予定ではありませんでした。先ほども述べましたがこの年はLOMにとってもとても大事な1年であったため、そちらを最重要と考えていたので運営専務の選任にはとても悩みましたが、私にない部分を補ってくれ、私のことを1番理解してくれているヒロ君にお願いしたおかげで見事に事務局を引っ張りメンバーをまとめてくれました。今では本当にヒロ君にお願いして良かったと思っています。

中川先輩 私にとってトモ君は常に一歩先を行きすごいと思わせてくれる存在でした。僕の祖父は彦根JCの初代理事長だったので、日本初の三世代理事長をというお話を何度かいただいていましたが、僕にはそんな器はないと思っていましたし、ずっと断り続けていました。運営専務のお話をいただき、それならと受けさせていただきましたがこんなに大変なら理事長をしておけば良かったと思うくらい多忙な1年でした。ですが、運営専務をさせていただく前年まで少しJCへの熱が冷めていた僕をもう一度奮い立たせてくれた1年でもありました。そのきっかけをくれたトモ君には本当に感謝しています。会長の送迎も運営専務の大事な仕事ですが、一度 “いつも悪いから”と運転を代わってくれたことがありました。会場に着く直前に運転を代わり私の顔を立ててくれました。いつも冷静で口数の少ないトモ君ですが、そんなさりげない優しさや人への気配りを僕は知っていますし、だからこそ会長のもとで運営専務という貴重な経験をさせていただいたこの1年は私のJC生活の中でもとても大きなものを得られた年となりました。

清水先輩 この年の最後に滋賀ブロックの監査から「今年の事務局は過去にない最高の事務局でした!」というお言葉をいただきました。一人では何もできなかった私を1年間支え共に活動していただいた最高の事務局メンバーをはじめ、2013年度の滋賀ブロック協議会メンバーは私の自慢であり誇りだと今でも思っています。

委員長 2013年当時、私はその年の新入会員でしたので出向やブロック協議会というものがどのようなものなのかわからないことばかりでしたが、お話を聞いているだけで事務局メンバーの皆さんの結束力や想いが伝わってきました。そんな仲間と出会える出向の魅力を垣間見れた気がします。では次にJCをしていて良かったことを教えてください。

清水先輩 ありきたりですが、JCを通じて培った知識・人脈・経験は一生涯の宝だと思っています。私自身、沢山の役職を受けさせていただきましたが、全てが自身の成長や今に繋がっていると思います。私は人前で喋ることが本当に苦手でしたが、それもJCでの経験で克服することが出来ました。ブロック会長をさせていただいたことで、近畿地区のブロック会長連とは今でも親交があり、コロナ禍前までは毎年城崎にある兵庫のブロック会長が営んでおられる“西村屋”にて集まっていました。毎年の地区大会や全国大会、全城シンと全国色々なところにも行けましたし、最終年度は国際系の日本JCの委員会に出向させていただいていたので海外にも行きました。私が入会した2003年に発足した滋賀ブロックの野球チームにヒロ君と一緒に入部させていただき、大人になってからも好きな野球をすることもできました。毎年お盆前に地区の予選があり、それを勝ち抜くと10月の全国大会の前日にJC全国野球大会が開催されます。2009年の沖縄大会では滋賀ブロックチームが優勝させていただいたこともありました。思い返せばきりがないほどJCでの楽しい経験や想い出ばかりです。委員長や役職を受けると手間も時間も取られますし大変だと思うことや苦労することも沢山あると思います。ですがその反面、JCは楽しいことも沢山あるところです。出向の数だけ人の輪が広がりますし、楽しいことを見つけようと思えばその可能性は未知数にあります。是非現役メンバーの皆さんにもJCでの楽しさを見つけてほしいと思っています。

委員長 私も2015年度の委員会旅行で“西村屋”に連れて行っていただきました!とっても楽しかったですし、美味しい蟹もいただきました。苦労があるから楽しみが倍増する、それもJCの貴重な経験のひとつではないでしょうか。それでは最後に現役メンバーに一言お願いします。

清水先輩 私が現役で活動させていただいていた頃に比べても今はメンバー数の減少など苦労していることも沢山あると思います。メンバー数の減少は同時に予算の減少にも繋がっていると思いますが、やりたいことがあるのに予算が足りないというのは少し可哀そうに感じてしまいます。JCの先輩からは OBは口は出さずにお金は出さなあかんと言われてきましたし、少しでも力になれることがあればいつでも頼ってほしいと思っています。40歳までという限られた期間の中で、その若い活力を今後のひこねの未来のため、彦根青年会議所の益々の発展のために存分に発揮していただきたいと思いますし、これからの皆さんの活躍を陰ながら見守っています。

委員長 会員の拡大は最重要課題ですが、今後も彦根JCが今まで以上に活気に溢れた活動を展開していくうえで先輩方の貴重な助言やご協力をいただけることに感謝するとともに今後も精力的に活動していきたいと思わせていただきました。沢山の経験を経てこられた清水先輩だからこその貴重なお話を沢山聞かせていただくことが出来ました。

本年度彦根JCでは第54代滋賀ブロック協議会北村会長を輩出させていただいております。時は違えどブロック会長という大役を全うされ、またそれを支えてこられたお二人だからこそ話せるお話があり、貴重な経験をお聞きできたことで、現役メンバーにも大変刺激をいただけた回になったのではないでしょうか。また、大先輩のお二人に気さくに接していただきここでは書ききれない沢山の楽しいお話を聞かせていただき今回も本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。清水先輩、中川先輩本当にありがとうございました。

ぶらりひこね散歩

このコーナーでは、毎月地域で活躍されるお店や飲食店にお伺いし、おすすめ情報やお店のこだわりなどを取材させていただきます。
9月号では彦根市本町にあります、小さなお子様がいるお母さんにも気軽に外食を楽しんでいただける、そんなアットホームなかわいいMAKISUSHI食堂“teraitei”さんへおじゃましてきました。

彦根市本町 teraiteiさん

彦根市本町の四番町スクエア内、ノゾミ保育園さんの道を挟んで向かいにありますレストラン“teraitei”さん。
店内は明るく広々とした空間で、小さなお子様がおられるご家族やママ会にもぴったりのお店です。
元々はフレンチのシェフをしておられたオーナーの寺居さん。これまでの経験を活かしお店を開業する際、最初は小学生以下お断りのシックなフレンチのお店をしようと思っていたのですが、自身が結婚、出産を経験され子どもを連れて外食をしようと思ったときに、小さな子どもと一緒に食べに行けるお店がこんなにも少ないんだという実情にびっくりしたんだそう。毎日子育てを頑張っているお母さんだって美味しいものを食べたい、なら自分でやってみようという想いから令和元年の8月にここteraiteiさんをオープンされました。

その想いがいたるところに詰まった店内は、女性ならでは、母親ならではのこだわりや工夫がお店の細かい所にまで行き届いており、懐かしのカロム盤やおままごとセットや絵本など子どもたちが飽きることなく遊べる設えが沢山‼その間にお母さんもゆっくりとお食事を楽しむことができますね。また、幼児トイレや授乳室も完備。小さなお子様の身長に合わせた高さの洗面台や子どもたちが自主的に食育について興味を持ってもらえるような工夫など「子どもが主役のレストランにしよう‼」という寺居さんの想いがお店中に広がっていました。

お昼の営業は11:30から16:00、夜は予約制となっており、今回はランチをいただきました。ランチのメニューは4種類のコースから選んでいただきお好きなオードブルやメイン料理、デザートを選んでいただけます。
もちろんリーズナブルなお値段のこどもメニューも充実しています。
地元のお野菜や琵琶湖の魚を使い地産の魅力を楽しんでいただくのがお料理へのこだわりだとお話いただきましたが、さすがフレンチの経験を活かしたとっても美味しいお料理ばかりで大満足のランチタイムを過ごさせていただきました。

そして、なんと今回は特別にJCIマークやカロム王子の巻き寿司までご用意いただきました‼
この可愛い巻き寿司もteraiteiさんの魅力のひとつ。デザインを指定していただければオリジナル巻き寿司も作っていただけます。季節のイベントやプレゼントにもとっても喜んでいただけると思います。こんな可愛い巻き寿司もったいなくて食べれませんよねと言いながら全部美味しくいただきました(笑)

大人も子どもも周りを気にせず、目で見て楽しんで食べて美味しい、そんな素敵な時間を味わえるteraiteiさんですが、実はteraiteiさんのこだわりはお食事だけじゃないんです。
ここteraiteiさんでは毎月1回地域の子どもたちを集めて“こども食堂”と題し子どもたちに料理を作る体験をしてもらったり、ソフトクリームを子どもたちが自ら作れる体験など様々な取り組みをされておられます。

こちらは6月開催時のポスター

自分たちが子どもの頃は、近所の大人たちがみんなで地域の子どもたちの面倒をみてくれました。また、子どもたちの交流の場も沢山ありました。ですが現代の子どもたちは地域の子ども会がなくなっていったり子どもたち同士の触れ合いの場が年々減ってきている。そういった現状に危機感を感じ、子どもたちが自主的に取り組め友情を育める場所を提供したい、またいろいろな体験を通じて子どもたちの豊かな心を育みたいという想いでこの活動を始められました。
毎月こども食堂には40人近くの子どもたちが集まり、料理という体験を通して子どもたち同士の交流の輪を広げています。
他にも携帯電話やセルフレジの普及により子どもたちのコミュニケーション不足や苦手意識を危惧し、四番町スクエアの各企業様のご協力のもと“こどもと一緒にお買い物”という歩行者区域である四番町スクエアという立地を生かして子どもたちが安全に自らお金を持って買い物に行ける体験など、地域の子どもたちの健やかな成長を願い沢山の活動を行っておられます。

また、お店に来店されたりこども食堂に参加していただけるお子様は未就学児や小学生がほとんどなのですが、最近では中高生や大学生との関りを深め活動も行っておられます。
現代の中学生の多くが朝食をとらずに学校へ行っているという現状を聞き、地域の民生委員の方たちと協力し朝食をとることの大事さを広め、しっかりと朝ごはんを食べてもらいたいという想いから地域の中学校に出向き放課後におにぎりを配るという活動や、彦根東高校の学生たちとコラボして、彦根麦酒の麦芽かすからピザを作るという活動まで多岐にわたり子どもたちを主体とした様々な地域貢献を行っておられる寺居さん。
この麦芽かすピザは彦根麦酒を製造する際に産業廃棄物として大量に出る麦芽かすをなんとかできないかという考えから高校生たちが案を出し合い、乾燥させ粉末にしたものに小麦を混ぜピザを作り更にはクラウドファンディングを行い商品化にまで至る壮大なプロジェクトのお手伝いをされています。

滋賀大学の学生さんたちとは共に計画段階から携わり、四番町スクエアで文化祭をしようという取り組みなど、地域のために本当に沢山のことをされておられます。
地域との関りの中で自身やお店も成長させてもらい、今のteraiteiがあるとお話いただきましたが、地域のためを想い子どもたちの未来を願い日々励んでおられる寺居さんのお話をお伺いし、まちづくりを行っている私たち彦根青年会議所としても勉強になることや見習わせていただくことばかりで大変貴重なお話を聞かせていただくことができました。そんな想いに触れ、色々なことを経験し大人になっていく子どもたちの将来はきっと明るい未来が待っていると思います。
今後の夢は自分たちの子どもが大きくなって親になったときに、またその子どもたちを連れてお店に来てもらうこと。何世代にも渡って愛されるお店になっていきたい。そのためにもまだまだ頑張らなくてはとおっしゃっていただきました。

地域を想い、子どもたちを想い、みんなが協力して子どもたちを育てていくそんな理想を体現化されているアットホームで温かなお店teraiteiさん。
毎日頑張るお母さんたちもお子様を連れて是非美味しい料理を味わいに来てください。
ほっと一息つけるそんな癒しの空間をきっと提供していただけると思います。
teraiteiさんの今後の益々のご活躍心よりご期待しております‼
皆さんも是非立ち寄ってみてくださいね。

店舗情報
teraitei
住所 彦根市本町一丁目11-7
営業時間 
Lunch 11:30~16:00(L.o 15:00)
Dinner 17:30~21:00(L.o20:30) ※要予約
定休日 不定休
お問合せ 0749-47ー6088

ひこね瓦版

新入会員紹介

氏名  和田 龍弥(わだ りゅうや)
年齢  27歳
会社名 和田建設
お仕事内容
家屋解体、基礎工事
得意なこと
すぐにボケたり、つっこんだりすること
JCに入ったきっかけ
清水翔太さんのご紹介
これからのJCでの抱負
彦根JCの一員として、また紹介してくれた清水先輩の力になれるよう頑張っていきたいです。

フレッシュな新入会員をこれからどうぞよろしくお願いいたします!

事業・例会案内

9月度例会~行こう!学ぼう!ブロック大会~
日時 9月7日(土)
時間 9時30分~21時46分
場所 桜川西公民館2階・東近江市あかね文化ホール 

10月度家族例会~手巻きでくるくるまーるくしよう~
日時 10月20日(日)
時間 12時30分~15時(受付開始12時)
場所 ビジネスホテルくらま 3階比叡の間

編集後記~委員長のつぶやき~

9月号もここまでお読みいただきありがとうございます。
また、月報9月号を制作するにあたりご協力いただきました皆様本当にありがとうございました。
毎日とっても暑い日が続きますが皆様元気にお過ごしでしょうか?
まだまだ残暑が厳しいですが今年もあっという間にもう9月です。
彦根青年会議所でもそろそろ次年度への活動が本格的に始まる9月、思い返せば去年の今頃は初めての委員長という役職を受けるにあたり不安と希望でいっぱいだった1年前がついこの前のことのようですが、今年も残り3分の1に差し掛かろうとしています。
ちょっとずつですがこの月報の制作にも少し慣れてきて今月号読んだよと彦根のメンバー以外の方からも声をかけていただけるようになり嬉しく感じている今日この頃です。次年度の委員長にしっかりと引き継ぐためにも残り4ヵ月、私たちの活動内容や地域の情報をこの月報を通してしっかりと皆さんにお伝えできればと思っておりますので本年度の月報も残り数回となってまいりましたが最後までお付き合いいただけると幸いです。
それでは皆さん来月号もお楽しみに!

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