月報5月号 by彦根青年会議所

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このコーナーでは、各委員会や執行部の活動や、出向者の活動などを取材し紹介します。今回は、5月度例会~大人の運動会~を担当する組織の輪確立委員長の丸山義樹君に、5月度例会の内容についてインタビューしました。

5月度例会 ~大人の運動会~  について
組織の輪確立委員長 丸山 義樹 君

筆者:5月度例会は丸山委員長率いる組織の輪確立委員会が担当されますが、どのような例会をされるのですか?
丸山委員長:5月度例会は~大人の運動会~を開催します。この例会を通して、メンバー同士の想いやりや組織の団結力を高めて、今後のJC活動をより一層力強いものにしたいと思います。
筆者:それは良い目的ですね。~大人の運動会~とは具体的にどのようなことをするのですか?
丸山委員長:競技としては借り物競争、新聞紙リレー、馬飛びリレー、47人48脚などを行います。どの競技も体を動かしながらメンバー同士のコミュニケーションと助け合いが必須になっており、その競技を通じてメンバー同士の交流を深めながら団結力を高めたいと考えています。
筆者:とても面白そうですね。大人になるとそのような競技をする機会が無くなるので、童心に返って楽しめそうです。丸山委員長はどのような想いがあって、そのような例会にしようと思ったのですか?
丸山委員長:そうですね、会員系の委員長として和気あいあいとした楽しめてなおかつ学びとなるような例会をしたいと前々から考えていました。大人になった今でも子供のころの運動会を思い出し、無邪気な気持ちで楽しんでもらうことによってメンバー同士の絆や団結力をより高められるのではないかと思い、このような例会を企画しました。
筆者:丸山委員長らしい、楽しい例会になりそうですね。私も参加することをとても楽しみにしています。

「初志貫徹!70周年を迎えて」

このコーナーでは、彦根青年会議所創立70周年事業に関する活動について紹介していきます。今回は、4月度例会~さぁやるぞ!我らの70周年~の内容や、創立70周年に向けての直近の活動状況にについて紹介します。

4月度例会~さぁやるぞ!我らの70周年!~について

4月6日、創立70周年記念式典、創立70周年記念祝賀懇親会に向けて、4月度例会~さぁやるぞ!我らの70周年!~が開催されました。本例会は、メンバーが一致団結して周年に取り組む体制を構築するために開催され、メンバー各人が自身の役割を明確にしたうえで、一人ひとりが意思表明を行いました。また、橋本理事長からは「おもてなしの心」について、自らの体験も踏まえて分かりやすく話をしていただきました。例会の様子については以下のリンクから御覧いただけます。

合同部会の開催について

4月24日の第6回理事会にて、創立70周年記念式典、創立70周年記念祝賀懇親会についての議案が承認され、正式に創立70周年に向けての活動がスタートしました。
4月27日には、議案承認後初となる合同部会が開催され、当日のより具体的な段取りについても議論されました。

70周年記念誌の作成について

第6回理事会にて70周年記念誌作成の議案についても承認されました。70周年記念誌は、設立当初から今日に至るまでの歴史を振り返るとともに、次代に繋げる大切な資料として作成します。70周年記念誌を作成することには、関係諸団体をはじめとする各セクターの方々に我々の活動をより一層深く知っていただくことや、メンバーが歴史ある彦根青年会議所に所属していることへの誇りを再認識するとともに、今後の活動の方向性を示すという目的があります。
70周年実行特別委員会を率いる澤井委員長を中心に、周年誌作成に奮闘中です!!

「地域で輝く彦根JⅭメンバー」

このコーナーでは、彦根青年会議所で活躍するメンバーの普段のお仕事を取材し、メンバーがJⅭ活動以外でどのように社会に貢献しているのかを紹介します。第5回目は彦根市で写真業をされている株式会社文教スタヂオの木田乃輔先輩に取材をさせていただきました。

株式会社文教スタヂオ 木田 乃輔 先輩

事業の概要

筆者:いつも彦根JCの総会、例会、理事会などの会場として多くのメンバーが出入りしていますが、そのメンバーも文教スタヂオさんがどんなことをしている会社か詳しく知らないと思います。私の認識では、子供の頃は「ビックバン」というレンタルビデオ屋があって、今は写真スタジオをされているのだなというイメージを持ってますね。
木田先輩:あとは「卒業アルバムをやってる会社ですね」と言われることが多いです。一般の方の目に見える事業が写真スタジオや記念アルバムの仕事なので、そのように認識されていると思うのですが、実はメインの事業は全然違います。
筆者:そうなんですね。ではメインの事業は一体どんな事業なのですか?
木田先輩:実は売上の9割近くを占めているのは観光写真です。観光地に行くと、その場で写真を撮影して販売しているのを見たことがあると思います。文教スタヂオは、現在日本全国約70拠点で観光写真をやっていて、拠点数や観光写真売上では全国トップの会社です。その他1割で、写真スタジオ6店舗、学校アルバム約100校などを手掛けています。
筆者:すごいですね!!まさか彦根に観光写真の全国トップ企業があるとは知りませんでした。ちなみに実際にどこで観光写真の事業をされているのか言える範囲で教えてください。

木田先輩:分かりやすいところでは「東京スカイツリー」や「東京タワー」「通天閣」「白川郷」「鳥取砂丘」などの観光名所、「新江ノ島水族館」や「アドベンチャーワールド」などの動物園や水族館、「ナガシマスパーラント」「レゴランド」「アンパンマンミュージアム」などの遊園地など、誰もが知っている場所の観光写真も実は文教スタヂオがやってます。
筆者:観光地でよく見るあの写真撮影をされているのが文教スタヂオさんだったとは驚きです。そこまで手広くされているのであれば従業員さんも多そうですね。

木田先輩:そうですね。現在は北は仙台から南は沖縄まで、全国各地に拠点があるので、現在社員が約200名、アルバイトが約700名います。各拠点には必ず社員が在籍しているので、社員の中には仕事で46都道府県に行ったことがあるという強者もいます(笑)
筆者:従業員数はほぼ1,000人ですね。街の写真スタジオをイメージしていたのでそんなに大きな会社とは知りませんでした。おそらく彦根JCメンバーもほとんど知らないと思います。

事業の強みについて

筆者:失礼ながら、観光写真は写真を撮る人がいて、ちゃんとしたカメラがあって、その場で写真プリントができる機材さえあれば、誰でも出来てしまう仕事だと思うのですが、なぜ文教スタヂオさんが業界の中で勝っているのですか?
木田先輩:確かに、写真を撮るだけなら誰でもできます。しかしながら、観光写真は「単に写真を売っているだけじゃない」というのがポイントです。お客様の呼び込み⇒案内⇒写真撮影⇒写真の販売の流れの全てにおいて、お客様を楽しませて、一連の流れの中で想い出を作ってもらうところまで行くためには、長年培ってきたノウハウが必要です。

出所:文教スタヂオ公式HP

筆者:なるほど。そのノウハウとは具体的にどのようなものですか?
木田先輩:例えば、写真に日付や装飾を入れたり、各現場で企画して作成したオリジナルの写真ホルダーに入れるなどして写真の付加価値を上げています。また、撮影の時の掛け声やポーズを使ってお客様を楽しませて笑顔にするのもノウハウの一つです。※盛り上げ動画を見せていただく。このように各現場で工夫をしてきた取組の積み重ねが自社のノウハウです。

出所:文教スタヂオ公式HP

筆者:なるほど!!確かに時間をかけて積み重ねたものはすぐにはマネできないですね。現場におられる方の大半はアルバイトの方だと思いますがアルバイトの方でも、こんな風に盛り上げ役が出来るのですか?
木田先輩:もちろんです。アルバイトの教育も現場ごとに徹底しており、社員もアルバイトも同じような楽しませ方が出来るという意味で「全社員がエンターテイナー」です。
筆者:そうなんですね。確かに木田先輩も応援で各地に撮影に行かれていたり、JCでもメンバーを楽しませながら写真を撮られているイメージがあります。本社におられる方も含めて、まさに「社員全員がエンターテイナー」ですね。

木田先輩:もっと言うと、うちの場合は社長(一圓泰成氏)もバリバリのカメラマンで、今でも卒業式の写真撮影をされたりしています。また、新入社員研修では写真の基礎技術を社長自らが伝授されます。会長(故:一圓泰三氏)がおられた時は会長が直接新入社員に写真技術を教えておられました。
筆者:それは、新入社員からするとすごく大事にされていると感じると思います。会社の規模が大きくなっても社長自らが最前線で仕事をされていたり、技術的なところを直接社員に指導されているというところが、文教スタヂオさんの強みにもつながっていそうですね。

木田先輩自身の仕事について

筆者:木田先輩自身は会社の中でどのような仕事をされているのですか?
木田先輩:私は元々数字が好きで税理士を目指していたという経緯もあり、経理として文教スタヂオに入社しました。経理を12~13年ほどやってから、今の総務で6~7年仕事をしています。
筆者:あまり経理っぽいイメージは無かったですね(笑)総務ではどのような仕事をされているのですか?
木田先輩:採用面接の時に会長、社長から経理向きじゃなくて営業向きと言われたのを今でも覚えています(笑)総務では採用や社員教育、労務など従業員に関わること全般の仕事をしています。

筆者:コミュニケーション能力が高いので確かに営業向きですね。ただJC活動の中では総務に詳しいイメージがあります。そういえば本年度で外部監事ラストイヤーですね。
木田先輩:私は2014年から入会しているので、今まで培ってきた経験と知識の部分については今いるメンバーに伝えられる限り伝えてあげたいという気持ちはありますが、外部監事という立場で中身について口出しをするのはメンバーの成長に繋がらないと思っています。それは仕事の社員教育にも通じると思っています。JCは入会、副委員長、委員長、理事、副理事長という階段を1年ごとに上がっていくというステップがとても理にかなっていて自分自身も勉強になりました。会社ではそんなに早く役職が上がらないので、そういう意味で会社員の人がJCに入っても勉強になる部分は多いと思います。
筆者:私も最近までサラリーマンをやっていたのでよく分かります。そう思うと40歳で卒業しなければならないということも、若いメンバーの成長を促すという意味で理にかなっているということですね。

今後の抱負について

筆者:木田先輩自身は、今後仕事でどのようなことをやっていきたいと考えておられますか?
木田先輩:総務として会社を下支えする仕事により注力できるよう、仕事のDX化を進めていきたいです。多様性の中、人間関係等の悩みで辞めてしまう若い社員もいます。総務が事務作業の手間を省いて、社員のケアをしっかりと行うことにより、現場はよりお客様を楽しませることに注力できると思います。

筆者:DX化は今どこの会社も必要と感じていますが、実行されているところは少ないと思います。木田先輩は実際にどのようなことに取り組まれているのですか?
木田先輩:弊社は歴史のある会社であるが故に、まだまだ古いやり方をしていることが多いです。私が総務に来て思ったのは、月初10日まで総務がほぼ給与計算にかかり切りになっていることでした。そこで、従来は紙のタイムカード、各種届出も紙だったものを、勤怠システムを入れることで手入力の手間を大幅に削減しました。さらに、給与システムを導入し、勤怠システムと連携させることで、今まで月初10日までかかりきりだった給与計算の業務を大幅に削減できました。
筆者:それはすごい成果ですね。私も経験がありますが、従来からずっと行われていた作業を、イチ社員の立場で改善提案をして、それを実際に動かしていくということは並大抵では出来ないと思います。
木田先輩:確かにはじめにそのようなことを言い出す人は少ないですね。私の場合はそれ以上に今までのことをトレースしてやるのが嫌いで、色々変えていきたいという気持ちが強いので行動出来ていると思います。中間管理職の立場でもそうやって行動出来るのは、JC活動の中で得た経験がとても役に立っていると思います。
筆者:木田先輩のような優秀な社員がいれば、文教スタヂオさんも安泰ですね。JCは今年でラストイヤーですが、今後は社業でのご活躍を期待しています。本日はお忙しいところありがとうございました。

インタビューを終えて

今回は外部監事の木田乃輔先輩にインタビューをさせていただきました。普段のJC活動の中ではメンバーを厳しくご指導いただいておりますが、同時に「組織をもっと良くしたい」「後輩に成長してほしい」という想いも伝わりますので、とても良いバランス感のある方だと思います。仕事においても総務として人材育成や労務管理、社員の心のケアなどについても深く考えておられ、おそらく会社の中でも頼りにされている存在なんだなと感じました。
次回以降も、彦根青年会議所メンバーの魅力と社業での活躍を紹介していきますのでご期待ください。

新入会員の紹介

このコーナーでは、新しく入会したメンバーを紹介します。今回は4月に仮入会式をした近久 和輝 君を紹介します。

氏名 近久 和輝(ちかひさ かずき)
年齢 35歳
勤務先 株式会社滋賀銀行
会社の事業内容は?
地方銀行
ご自身のお仕事内容は?
営業をしています。
仕事のやりがいを感じる時は?
お客さんに喜んでもらえた時にやりがいを感じます。
趣味は?
ゴルフが好きです。
JCに入ったきっかけは?
澤井副理事長、澤田委員長からの紹介がきっかけで入会を検討しました。
JCで得たいことは?
人前で話す力を身に付けたいと思います。
抱負を一言
JC
活動を通じて自己成長できたらと思います。皆様、よろしくお願いいたします。

お祝い情報

このコーナーでは、彦根青年会議所メンバーのご結婚やご出産の情報を発信します。今回は、3月にパパになられた副理事長 西川 隼世 君の出産情報をお送りします。おめでとうございます!!

お名前:西川 彩葉(いろは)ちゃん
お誕生日:2023年3月10日
お名前の由来は?
今年は暖かくなるのが例年より早く、葉が彩るのが早かったこともあり、今後いろんな表情(彩り)を見せて欲しいと言う意味を込めて彩葉ちゃんと名付けました。
さらに、「いろはにほへと」のいろは歌の歌い出しということで、私たち夫婦の始まりとりう意味も込めさせていただきました。
お父さんとして今の気持ちは?
生まれるまでは実感があまりなかったですが、今は幸せな寝不足を体感でき嬉しく思います。

総会・理事会通信

このコーナーでは、彦根青年会議所の決定機関である総会や理事会の決議事項について発信します。

第6回理事会 
日時:2023年 4月24日(月)19:00~22:45  場所:文教スタヂオ5階 
決議事項リンク 

第6回の理事会では、創立70周年記念祝賀懇親会開催の件、創立70周年記念式典開催の件についての議案が承認され、創立70周年記念誌作成についての議案も承認されるなど、創立70周年に向けての活動が加速していきます。また、6月度例会~コンプライアンスコンプリート~開催、6月臨時総会開催の件について承認されました。

事業・例会案内

このコーナーでは、前月の活動報告や今後開催予定の事業、例会、総会などの情報を掲載します。

活動報告

2023年4月6日(木) 19時~ 場所:文教スタヂオ5階
4月度例会 ~さぁやるぞ!我らの70周年!~ 開催  ※70周年実行特別委員会
活動報告ページはこちら 

今後の事業、例会、総会案内

2023年5月6日(土)15時~ 場所:豊郷町民体育館
5月度例会 ~大人の運動会~開催  ※組織の輪確立委員会

2023年5月10日(水)19時30分~ 場所:文教スタヂオ5階
5月臨時総会開催  ※総務広報委員会

2023年5月14日(日)9時~ 場所:彦根城城山一帯
写生大会2023~Go To 彦根城~開催  ※地域共創委員会

2023年6月6日(火)19時00分~ 場所:文教スタヂオ5階
6月度例会~  ~  ※財政規則特別委員会

2023年6月9日(金)19時30分~ 場所:文教スタヂオ5階
6月臨時総会開催  ※総務広報委員会

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