11月度事業例会~彦根城大作戦!~開催報告 2024.11.18 2024年11月16日(土)午前9時より、彦根城一帯にて公益社団法人彦根青年会議所11月度事業例会~彦根城大作戦!~を開催させていただきました。本例会は秋の事業例会として、地域の皆様にひこねのシンボルである彦根城一帯とその周辺の魅力に触れることにより愛郷心を育んでいただきたい、また彦根城世界遺産登録に向けて市民の皆様の意識や機運を高めていただきたいという想いから彦根城一帯にて楽しみながら知識を深められる大規模クイズラリーを開催いたしました。また、クイズラリーと並行し地域の魅力スポット探索ツアーも同時に行わせていただきました。まず事業開催前にメンバーで例会セレモニーを行わせていただきました。それでは本事業例会を担当させていただきました山田委員長の渾身の開会宣言により例会のスタートです。 第71代澤井理事長による点鐘、国歌斉唱、JCソング斉唱。JCIクリード唱和、JCIミッション並びにJCIビジョン唱和、JC宣言文朗読並びに綱領、LOMスローガン唱和。 続いて理事長挨拶をいただきました。これまで多くの時間をかけて本事業の計画を練ってこられた山田委員長の事業に懸ける想い、また本年度を通して経験してきたなかでの失敗や学びを本事業の成功に繋げていただきたいという本年度の事業の集大成であるこの“彦根城大作戦!”へのエールをいただき、山田委員長はもとよりメンバー全員が気を引き締めて事業に挑むことができました。 それでは、山田委員長からの趣旨説明並びに各メンバーの役割確認を行い、それぞれが事業開始に向けての準備を行いました。 メンバーがお殿様やお姫様、忍者や侍といったキャラクターに扮した衣装を着用しクイズラリーの設営準備を行いましたが私たちメンバーも衣装を着ることで役になりきり気分も高まるなか、8時30分よりの受付開始でしたが、開始時間を前に続々と参加者の皆様にお集まりいただきました。本事業は300人の定員を先着順として事前に募集させていただきましたが、募集開始よりすぐに定員に達したこともあり、当日を楽しみにしていただいていたご家族やお子様たちなど多くの方たちにお越しいただくことができました。それでは9時の開始時刻よりいよいよ事業の始まりです。午前と午後の部によって各2班ずつ、計4班に分かれていただき、1班が彦根城にてクイズラリーを開催している間、2班が彦根城からキャッスルロードなど市内に範囲を広げ地域の魅力散策ツアーに出かけました。受付終了後、各班に分かれていただき事前説明を行った後、いよいよクイズラリーとツアーに繰り出していただきます。 まずはクイズラリーからご紹介させていただきます。江戸時代のキャラクターに扮したメンバーがお城の各所にてクイズの記載された巻物を持って隠れています。ひとつひとつのクイズには、お城の歴史や建築など様々なテーマが盛り込まれています。参加者の皆様にはクイズの答えを見つけるために、エリア内を探索しながらヒントを見つけ出し、解答を導き出していただきました。クイズは計6問、簡単なクイズから難易度MAXのクイズまで家族やお友達同士で相談しあい、またわからないクイズではもう一度答えを見つけ出すため彦根城の各エリアに戻って答えを探したり、全問正解を目指して彦根城は大賑わい! 難問に正解し大喜びの子どもたちの姿や甲冑を着た侍と一緒に記念写真を撮り、嬉しそうにカメラに笑顔を向けてくれる子どもたちの姿を間近に見ることができ、私たちメンバーもにっこりとほほが緩む場面が沢山ありました。また、人気の天守閣だけではなくクイズにもある玄宮園や馬屋など私たちの住み暮らすまちに当たり前にある彦根城ですが、普段はなかなか見ることのできないスポットもじっくりと見ることができ参加者の皆様にも大変喜んでいただきました。休日の彦根城ということもあり、観光客の方々にも大変好評で各キャラクター全員とお写真を撮って回られる方や、彦根に旅行に来たなかで一番の思い出になりましたなんてお声もいただけました。本事業を通して地域の皆様だけではなく、彦根の観光事業にも微力ながらお手伝いできたのかなと嬉しく感じさせていただきました。 続いて地域の魅力スポット散策ツアーについてのご紹介です。散策ツアーの担当メンバーが先導し、彦根城を出発点に夢京橋キャッスルロードや四番町スクエア、そこからさらに細い路地をどんどん進み旧彦根藩足軽組屋敷など、なかなかじっくり見ることのないスポットを巡り、子どもたちには地域の魅力や良いところ、これからもっと良くなるところなどを探し出していただきました。 小さなお子様も沢山おられるなか、約3kmにも及ぶコースを一生懸命歩く姿や、お父さんお母さんに「これは何?」と沢山質問を投げかける様子など、ただただスポットを巡るだけでなく小さな発見を沢山見つけ真剣に説明を聞く姿がとても印象的でした。また、小さな体で大きなメモ用のボードを持ち地図に懸命に書き込む姿を親御様たちも微笑ましく見守られておられました。 普段ではなかなか行くことのないスポットや、ただ歩いているだけでは見つけられないようなまちの魅力を沢山見つけることができ、豊かな地域資源や歴史に囲まれた私たちの住み暮らすひこねというまちへの愛郷心を育むことのできた大変有意義な時間を過ごすことができました。 散策後は彦根城に戻り、散策ツアーで見つけ出した新たなまちのいいところ、また観光地としても栄える彦根城近辺において今後もっと良くなる改善点を話し合っていただき、用紙に書き出し同じ班の参加者の方々同士で発表していただきました。 初めて知り合った子どもたち同士で沢山の意見を出し合い、想い想いの意見を話し合うことにより新たな絆も深まり、子どもの目線だからこそ気づく沢山の発見がありました。また、沢山の人たちの前でハキハキと発表する様子にこの日一日での成長も垣間見ることができました。午前と午後に分かれて行った全てのクイズラリー及び散策ツアーが終了しいよいよお楽しみの豪華賞品抽選大会の始まりです。クイズの全問正解者のなかから抽選で豪華賞品が当たる抽選大会を開催しました。全員に賞品をお渡しすることはできませんでしたが、1日を通して一生懸命クイズに答え城下町を歩いた参加者全員が本日の主役であり、子どもたちのキラキラした顔を見れたことが何よりの宝となりました。また、クイズの全問正解者には彦根城マスターの称号をお渡しさせていただきました。 最後に彦根青年会議所第71代澤井理事長より本日ご参加いただきました皆様へご挨拶をさせていただき、参加者の皆様にはとっても楽しかったというお声を沢山いただきお帰りいただきました。 そして、メンバー間で最後に監事所感をいただき、山田委員長による閉会宣言とともに本事業例会を終了させていただきました。 本事業例会の日は当初お天気も危ぶまれましたが、山田委員長の想いが通じたのか当日は事業終了後まで天候もなんとかもち、多くの参加者の皆様にご参加いただくことができました。彦根城世界遺産登録に向けて地域の皆様の意識を高めることができるのか、散策ツアーを行っても本当に子どもたちに地域の魅力を見つけてもらえることができるのか、彦根城で行う大規模なクイズラリーという新たな試みだったため沢山の不安はありましたが、事業が始まってみればそんな不安はすっかりなくなり、彦根城や城下町の今まで目に留めることのなかった新たな魅力を沢山発掘していただき、ご家族や友達同士で会話も弾むなかとても楽しそうに事業に参加していただく姿を見ることができました。本事業を純粋に楽しんでいただいている子どもたちの素敵な笑顔を沢山見ることができ、メンバー一同本事業を開催できたことを誇りに想うとともにとても楽しい1日を過ごさせていただきました。本事業が無事に開催できましたのも、ご協力いただきました関係諸団体の皆様、なによりもご参加いただきました皆様のおかげと心より感謝申し上げたいと思います。300人というご参加いただきました多くの皆様、本当にありがとうございました!! 月報11月号 前の記事 月報12月号 次の記事