月報4月号 by彦根青年会議所

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2023年度 彦根城写生大会特集

開催概要

開催日時 
2023年5月14日(日) 9:00~16:00 ※9時受付開始
※雨天延期の場合の予備日 2023年5月21日(日)同時刻
受付場所 
彦根城 表門受付&大手門受付&玄宮園受付の3箇所 ※チラシをダウンロードして御覧ください。 
参加費  
無料 ※彦根城入山料、玄宮園入場料も無料
持ち物  
絵を描く道具(絵具、パレット、筆、水バケツ、クレヨン、色鉛筆、画板等)※画用紙は受付でお渡しします。
定員   
先着1000名 ※画用紙は1000名分用意しております。
申込方法 
事前申込不要
アクセス 
チラシ持参の方のみ無料駐車場(大手前保存用地、西中横保存用地)を用意しております。
※必ずチラシをお持ちください。
※駐車場には限りがございますので、出来る限り公共交通機関等による来場にご協力ください。
作品締切
 
2023年5月26日(金)15:30迄 
※当日提出出来ない場合、締切期日までに彦根青年会議所事務局にご持参ください。

開催チラシのダウンロードはこちら

彦根城写生大会とは

 彦根城写生大会は、公益社団法人彦根青年会議所創立15周年の記念事業として1968年5月26日に第一回大会が開催されました。本年度は公益社団法人彦根青年会議所創立70周年の年になりますので、55年間続く歴史ある写生大会です。
 この日は、彦根城、玄宮園が参加者の方に無料開放されるので彦根城一帯どこからでも絵を描くことが出来ます。一番人気はやはり天守に登って描く彦根城ですが、玄宮園から彦根城を描くのも人気です。
 国宝彦根城の一帯で気兼ねなくお絵描きすることが出来るのは1年でこの日だけということもあって、市内外から毎年数百名の方が参加される人気の事業です。小さいお子さんがおられる親子だけでなく、中学生、高校生、大学生、大人の方もたくさんご参加いただいております。

過去の写生大会の様子
過去の写生大会の様子
過去の写生大会の様子
過去の写生大会の様子

「新たな時代の魁に!メンバーの想い!」

このコーナーでは、各委員会や執行部の活動や、出向者の活動などを取材し紹介します。今回は、3月の理事会で開催が決定した「写生大会2023~Go To彦根城~」を担当する地域共創委員長の西村直人君に、彦根城写生大会の内容について伺いました。

写生大会2023~Go To彦根城~  について
地域共創委員長 西村 直人 君

筆者:今年も彦根城写生大会の開催が決定しました。55年間続く歴史ある写生大会ですが、今年度オリジナルの設えがあれば教えてください。
西村委員長:今年度は近隣の小学校に彦根城世界遺産登録をPRするロゴマークを貼り絵で作成してもらい、当日に本部に展示を行います。彦根城が世界遺産登録されるためには、彦根城自体の世界的価値だけでなく、地域住民が主体となって世界遺産にふさわしいまちづくりを進めることが必要とされています。そこで、このような形で地域の子供たちに世界遺産登録に向けた活動に関わってもらうのは今しか出来ないことだと考えています。
筆者:なるほど。同時に子供たちの愛郷心を育むきっかけにもなりそうですね。今年の表彰式と作品展示はプロシードアリーナHIKONEで開催するとのことですが、何か想いがあってのことですか?
西村委員長:はい。プロシードアリーナHIKONEは昨年12月にオープンしたばかりの新しい施設です。ひこねの新しいシンボルに多く市民の方に触れていただき、そこで写生大会の思い出を作ってもらえたらという想いでこの会場にしました。
筆者:普段は施設に用事の無い方も来られるきっかけになって良いですね。最後に、今年の写生大会に向けての抱負をお願いします。
西村委員長:今回の写生大会は、アフターコロナになって初の開催となります。彦根城世界遺産登録に向けた動きも盛り上げられるよう、参加者1,000名を目指してPRしていきます。

「初志貫徹!70周年を迎えて」

このコーナーでは、彦根青年会議所創立70周年事業に関する活動について紹介していきます。今回は、70周年実行特別委員会が主催する4月度例会~さぁやるぞ!我らの70周年~について、70周年実行特別委員長の澤井 雄一君にインタビューをしています。

70周年実行特別委員長 澤井 雄一 君

筆者:今回の例会は70周年に関する例会をされるということですが、どのような例会ですか?
澤井委員長:4月度例会は、メンバーが一致団結して70周年に取り組む体制を整えるための例会をしたいと考えています。
筆者:具体的にはどのようなことをするのですか?
澤井委員長:流れとしては、橋本理事長におもてなしの心についてお話していただき、メンバーにおもてなしとはどういうものかを知ってもらいます。その後にメンバーに役割発表をして、部会ごとに部会長から実施する内容についてプレゼンテーションをしてもらいます。

筆者:なるほど。部会長のプレゼンによって、一人ひとりの役割を明確にするというイメージですね。
澤井委員長:あくまで役割自体は部会の中で決めてもらいますが、改めて例会の場で発表することによってメンバーそれぞれが自分の役割をより明確に出来ると思っています。
筆者:その発表は全員がやるというイメージですか?
澤井委員長:はい。各部会で決まった役割を、改めて一人ひとりに発表してもらいます。プレゼンテーションの中で、60周年の時のDVD映像を見ながら部会長に説明をしてもらうので、自分の役割を分かったうえで見てもらうとより明確に、自身のやるべきことが分かると思っています。
筆者:自分の役割を理解したうえで70周年に向けての準備に取り組むことは重要ですね。それでは改めて、70周年に向けての意気込みをお願いします。
澤井委員長:私だけの70周年ではなく、彦根青年会議所の現役メンバー全員が主役になる70周年です。私の役割はみんなのやる気を出させる、一致団結させる、参画意識を高めるということだと思うので、そこに全力で取り組んでいきたいと思います。
筆者:澤井委員長の熱い想いが伝わってきました。私も全力で取り組んでいきたいと思います。本日はありがとうございました。

「地域で輝く彦根JⅭメンバー」

このコーナーでは、彦根青年会議所で活躍するメンバーの普段のお仕事を取材し、メンバーがJⅭ活動以外でどのように社会に貢献しているのかを紹介します。第4回目は愛荘町で土木工事業をされている株式会社高橋重機の高橋寛之君に取材をさせていただきました。

株式会社高橋重機 高橋 寛之 君

事業の概要

筆者:すごく内装が新しい感じの事務所ですね?最近作られた事務所ですか?
高橋君:はい。こちらの事務所は昨年2022年10月に移転してきたばかりでまだ新しいです。実は以前は滋賀銀行秦荘支店でしたが、その建物を購入して改装しています。
筆者:元々銀行の支店の建物だったんですね。どうりで建物の作り方が銀行っぽいなと思いました(笑) 
筆者:株式会社高橋重機さんは、土木工事業ということですが、いったいどのような事業をされているのですか?
高橋君:本当に色んなことをやっているので一言で説明できないですが、主なものは「杭引抜施工」「杭打施工」「地盤改良」という3つの事業があります。
筆者:今一番メインでやられている「杭引抜施工」とはどんな工事なのですか?
高橋君:工場など大きな建物を建てる時には、地盤の固い場所に当たるように地中に直径300㎜~900㎜くらいの杭を20~30mの深さまで打ち込んで基礎が作られています。その場所を更地にしたり建物を建て替える際に、既設杭が邪魔にならないよう建物を解体する際に杭を抜く工事のことを「杭引抜施工」と言います。

筆者:そういう仕事があるのを初めて知りました。そんなに地中深くまで打ち込まれている杭をどのように抜くのですか?
高橋君:うちの会社でも様々な工法があるので全て説明できませんが、「まずバックホーを使って杭の頭が出るまで掘る⇒杭の頭が出たらクレーンを使いケーシングと言われる鋼管を回転させながら杭を囲むように地中に打ち込んでいく⇒杭の周りを掘り切ったところでクレーンを使って杭を抜く⇒杭を抜いた穴をセメントミルク等で埋め戻す」という流れで杭引抜施工をしていきます。

出所:CONCOMコラムより

筆者:すごく大掛かりな工事なんですね。杭打施工も同じような流れですか?
高橋君:杭打施工も様々な工法をやっていますが、同じようにクレーンを使い「回転圧入工法」や、ハンマーに鋼管を被せて地面を破砕しながら掘り進める「MAX工法」を用いて穴を掘り、埋めた鋼管に生コンを打設するなどして杭打ちを行います。

筆者:今までこのようなことをされている会社を見たことが無いので珍しいですね。やはり県外の仕事が多いですか?
高橋君:はい。滋賀県では同じようなことをしている会社はほとんどないと思います。仕事も大阪や名古屋など県外の仕事がほとんどです。来月は熊本の仕事も入っています。
筆者:やはり珍しい事業なので、全国各地から仕事が入るのですね。これだけの重機を揃えるのと、施工ノウハウを持った人材を確保するのはとても難しいので、マネしようとしても簡単にはマネ出来ないという点が強みだと思います。

筆者:主力事業の一つに挙げられていた「地盤改良」というのも気になります。どのような事業ですか?
高橋君:地盤改良の事業はハウスメーカーさんが主なお客様で、地盤の緩い土地に住宅等を建てる際に行う地盤改良工事です。なかでもエコジオ工法は、地中にセメント杭を打つのではなく、ケーシングを打ち込んだ穴の中に自然の砕石だけを詰めて杭を打つため、施工時に廃棄物が発生せず、地中にも人工物を残さないので環境に良い工法です。
筆者:地中に人工物が残らないということは、環境に良いだけでなく土地を再利用する際のコストも下がりますね。一般住宅向けの仕事はどのような流れですか?

エコジオ工法を施工するための重機
出所:㈱高橋重機ホームページより

高橋君:まずは、自社で土地の地盤調査を行います。地盤調査の結果よりその地盤の堅さがどうか、緩い場合にどの深さまでどのような工法で杭を打てば良いかというように、現場ごとに最適な設計をしてプラン提案を行います。お客様がそのプランで納得されれば施工を行うという流れです。もちろん、場合によって地盤調査だけを行うこともありますし、地盤改良工事のみを行うこともあります。
筆者:杭引抜、杭打のように県外の大きな現場だけでなく、一般住宅のような県内の小さな現場もあるんですね。

筆者:この大きくて四角い機械は何をするものですか?
高橋君:これは、自分が前職時代に使っていたのと同じもので、直径2mの杭まで撤去できる機械です。クレーンを使ってこの機械を釣り上げて杭を囲うように設置し、鋼管をクレーンで釣ってこの機械にはめ込み、この機械を使って地中に打ち込んでいきます。あとは先ほど説明したのと同じ要領で杭引抜施工を行います。
筆者:前職で使っていたということは、高橋君は高橋重機に入社する前も同じような仕事をされていたんですね?
高橋君:はい。大学卒業後、家業を継ぐことも見越して大阪の同業者に就職しました。そこは、高橋重機よりも大きな会社で阪神百貨店の建替工事や、近畿大学新キャンパスの基礎工事なども手掛けた経験もあります。その会社を去年辞めて高橋重機に入社したとほぼ同時に、社長(父)が私しか扱えないこの設備を導入してくれました。
筆者:豪快な投資ですが、高橋君が前職で学んできたことを活かせるので会社にとっても成長に繋がりますね。

今後の抱負について

筆者:高橋君自身の仕事としては今後どのようなことをやっていきたいですか?
高橋君:前職の時にやっていて、まだ高橋重機ではやっていない「場所打ち杭工法」というものがあります。先ほど見ていただいた直径2mの杭引抜を出来るサイズの機械を使って、ケーシングを地中に圧入し、そこに鉄筋かごを建て込んだ後にコンクリートを打設して、大きな杭打をする工法です。これが出来るようになると、高層な建物を建てる際の基礎工事も手掛けることが出来るので仕事の幅をさらに広げられると思っています。

筆者:高橋君なら近い将来実現できそうですね。 最後に、今後の抱負をお聞かせください。
高橋君:高橋重機は現社長(父)が一代でここまで事業を発展させてきた会社です。私はそれに大阪で学んできた技術やノウハウをプラスすることで事業をさらに拡大させていきたいと思います。
筆者:大学卒業後、同業者に就職され修業を積んでこられたという流れも含め、後継者として会社を発展させていきたいという強い思いを感じました。本日はお忙しいところありがとうございました。

インタビューを終えて

今回は新入会員の高橋君にインタビューをさせていただきました。高橋君はまだ入会されて3ヶ月ですが、コミュニケーション能力が非常に高く、既にメンバーの中に違和感なく溶け込むナイスガイです。社業としても創業者である父親をとても尊敬しつつ、自分が他社で修業して学んできたことを活かし、さらに会社を成長させていこうとされている姿勢がカッコいいと思いました。JC活動も奉仕を通して将来社業を発展させていくための修練になりますし、生涯の友を得られる場になると思いますので、是非積極的に取り組んでいただければと思います。
次回以降も、彦根青年会議所メンバーの魅力と社業での活躍を紹介していきますのでご期待ください。

新入会員の紹介

このコーナーでは、新しく入会したメンバーを紹介します。今回は3月に仮入会式をした北川 真衣 君を紹介します。

氏名 北川 真衣(きたがわ まい)
年齢 36歳
勤務先 スナックZERO
会社の事業内容は?
彦根の袋町というところでスナックZEROというお店をしています。
ご自身のお仕事内容は?
母が営むお店ですので特に役職などはありませんが従業員の教育や、お客様に楽しくお酒を飲んでいただける場を提供できるよう心がけております。
仕事のやりがいを感じる時は?
接客業ですので、人と人との繋がりを一番大事にしています。そのため、楽しかったと言っていただけたり、2度目3度目と来店していただけたときに一番やりがいを感じます。
趣味は?
映画鑑賞
美容情報にも詳しいです。
JCに入ったきっかけは?
以前一緒に活動していたメンバーの方々に、もう一度一緒にJCを頑張ってみないかというお誘いをいただき、私自身何もやり遂げていなかったなという後悔もありましたし、今年は70周年という大きな周年事業も控えているということで、もう一度JC活動を頑張ってみようと思い入会させていただくことにしました。
JCで得たいことは?
メンバーもフレッシュな顔ぶればかりですので少しでも役に立てるよう尽力していきたいですし、その中で得られるものを見つけていきたいと思っています。
抱負を一言
二度目の入会ということで、いろいろなご意見あると思いますが、私なりにできることを見つけ4年間走り抜きたいと思っています。 また、女性会員の拡大に少しでも貢献できればと思っていますのでこれからよろしくお願いします。

総会・理事会通信

このコーナーでは、彦根青年会議所の決定機関である総会や理事会の決議事項について発信します。

第4回理事会 
日時:2023年 3月23日(木)19:00~22:45  場所:文教スタヂオ5階 
決議事項リンク 

第4回の理事会では、新入会会員として高橋君、藤本君の2君の入会が承認となりました。また、5月度例会~大人の運動会~開催、5月臨時総会開催の件について承認をいただきました。第4回理事会も前回の理事会に続き創立70周年記念祝賀懇親会、記念式典開催、70周年誌作成の件について、事業をより良くするための協議がなされました。

第5回理事会 
日時:2023年 3月30日(木)20:00~21:00  場所:WEB(ZOOM)開催 
決議事項リンク 

第5回の理事会では、写生大会2023~Go To 彦根城~開催の件について承認されました。

事業・例会案内

このコーナーでは、前月の活動報告や今後開催予定の事業、例会、総会などの情報を掲載します。

活動報告

2023年3月6日(月) 19時~ 場所:文教スタヂオ5階
3月度例会 ~組織の魅力を伝えよう!みんなで目指そうPRマスター~ 開催  ※総務広報委員会
活動報告ページはこちら 

今後の事業、例会、総会案内

2023年4月6日(木)19時~ 場所:文教スタヂオ5階
4月度例会 ~さぁやるぞ!我らの70周年~開催  ※70周年実行特別委員会

2023年5月6日(土)15時~ 場所:豊郷町民体育館
5月度例会 ~大人の運動会~開催  ※組織の輪確立委員会

2023年5月10日(水)19時30分~ 場所:文教スタヂオ5階
5月臨時総会開催  ※総務広報委員会

2023年5月14日(日)9時~ 場所:彦根城城山一帯
写生大会2023~Go To 彦根城~開催  ※地域共創委員会

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