月報12月号 by彦根青年会議所

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「卒業会員紹介」

このコーナーでは、今年度卒業する会員を紹介します。今年度卒業する澤田晃仁君、藤本夏樹君にインタビューをしました。

澤田 晃仁 君
藤本 夏樹 君

Q1.JC生活が終わろうとしていますが、今の心境は?

澤田君:最後に委員長をさせていただいているということもあり、やっと終わるのか!という解放感と、もう終わってしまうのか!という寂しさが半々くらいありますね。自分は入会年度は2017年ですが、転居があって4年間は土日の活動しか参加出来なかったので、フルで活動できたのは3年間でした。色んなことを振り返って今改めて彦根青年会議所に入って良かったと思いますし、転居した時に途中で辞めずに続けていて本当に良かったなと思います。
藤本君:あっという間の一年間で、入会して良かったという気持ちが大きいです。

Q2.JCに入って何を得られたと思いますか?

澤田君:利害関係なく助け合える仲間と、仲間への感謝の気持ちですね。最終年度で委員長をさせていただいて余計にそう思いました。みんなそれぞれの仕事やJCの役割があって大変なのに気にかけて助けてもらったというのもありますが、委員会に参加してもらえるだけでも感謝の気持ちが沸いてきました。
藤本君:1年間という短い間でしたが、物事に取り組む際の考え方や姿勢を学びました。

Q3.もっとこうしておけば良かったということはありますか?

澤田君:JCは役職を受ければ受けるほど成長出来ると先輩から聞いていましたが、大変になるし嫌やなぁと思ってました。でも最終年度に委員長をさせていただいて、大変でしたが得られるもの、心境の変化も大きかったです。理事長を経験されている方の話を聞いても、皆さんすごく人生を変える体験をされています。自分は4年間抜けていてほぼ活動出来なかったのですが、もしも7年間フルに活動出来る状態にあったとしたら、もっと出向をして出会いを広げたり、理事長を目指したりすれば良かったなと思います。
藤本君:家族とJC活動に対するコミニケーションをもっと取るべきだったと反省しています。

Q4.最後に現役メンバーへのメッセージはありますか?

澤田君:特に歴が短い人はJC活動が大変だと思うことが多いと思いますが、40歳までという区切りがあるので、出来るうちに色んな役職を受けてチャレンジし、自身の成長を実感してもらいたいです。今後もOBとして彦根青年会議所が進化していく様子を見守り続けたいと思いますので、毎年ブラッシュアップを続けて、より魅力ある活動にを続けてください!!
藤本君:卒業を迎え、心から感謝の気持ちでいっぱいです。彦根青年会議所での日々は、活動以上に、絆を築き、成長の場となったことを実感しています。メンバーの情熱、リーダーシップ、そして、ここぞという時の団結力に深い感動を覚えました。入会して1年という短い時間ですが、この素晴らしいチームで活動できたことは、私にとって大きな光栄であり、これからの人生においてもその影響は大きいと確信しています。感謝の気持ちを込め、お互いの成功を祈りつつ、新たな一歩を踏み出します。これからもお互いの未来が輝かしいものであることを願っています。本当にありがとうございました。

「新たな時代の魁に!メンバーの想い!」

このコーナーでは、各委員会や執行部の活動や、出向者の活動などを取材し紹介します。今回は、今年度の活動も残りあと1ヶ月となった委員長3名に今の気持ちについてインタビューしました。

Q1.2023年度の活動も残すところ1ヶ月となりましたが、今の心境は?

西村君:やっと終わりましたねぇ。気持ちいいですわ。辛いが9割、気持ちいいが1割ですが、気持ちいいが勝ちますね!(笑)今は11月の事業~ひこねの魅力万博~が終わったからそう思えるけど、やってるときは辛いしかなかったですね(笑)
澤田君:確かに事業系は~彦根城写生大会~だけでも大変やのに、11月にあれだけ大きな規模で事業~ひこねの魅力万博~をするのはしんどかったね。自分は、毎月の議案とか月報、WEB関係をバタバタやってういる間にあっという間に過ぎて行ったという感覚です。。義樹は?
丸山君:今の心境は「まぁこんなもんか」という感じです。←いつものおふざけです。
澤田君、西村君:おおー、言うねぇ。さすが義樹(笑)

 

Q2.委員長をやってて一番大変だったことは何ですか?

丸山君:やはり、ダントツで会員大会の設営ですね。例えば、ドタキャンの時の予約してた宿泊や食事のキャンセル!
西村君:そこ?めちゃくちゃピンポイントやん!もうちょっとインタビューらしいこと言えよ(笑)
丸山君:真面目に言うと、知らない場所での設営がほとんどになるので、目的地周辺でご飯屋さんを探して、良い宿泊先を探してというのが大変でしたね。全ての場所に行けたわけではないですけど、行ける範囲内で事前に委員会で下見に行って、会員大会に参加してくれるメンバーに気持ちよく参加してもらえるように考えて設営をしました。
澤田君:目立たない動きやけどすごく大事なことやね。義樹がそうやって念入りに設営をしてくれたおかげで、自分も京都会議や近畿地区大会姫路大会、全国大会東京大会に気持ちよく参加出来たよ!直人は?
西村君:僕は、やっぱり11月度例会~ひこねの魅力万博~でしょうね。対内外に色んなやり取りがあって、そのたびに一回一回打合せをして、創り上げるまでがとても大変でした。
澤田君:想像しただけで大変そう。。それは、ちょっと自分には出来る自信ないわ。自分の場合は事業系みたいにすごく大変な事業があるというよりも、通常総会、臨時総会、2回の例会設営、褒章申請、その報告などで毎月議案上程があったりとか、毎月の月報発行や毎月の例会の様子をウェブページでアップしたり、細々したことがずっと続くのが大変でしたね。まだ終わってませんが(笑)

Q3.委員長をやってて良かったと思う事は何ですか?

西村君:これは一番難しいですねぇ。今はまだ分からないというのが正直なところですね。だって、委員長をやったことの目に見える成長がこんなに早くに出ることってないと思うので、それが見えてきてからかな?
澤田君:僕の場合は、今まで生きてきて一番人に感謝する気持ちを持てたことかな。今まで、周りに気をつかってあまり人にお願いをしたり、助けて欲しいと訴えかけたりしてこなかったので、この一年でめちゃくちゃ助けてもらったことで「感謝力」が高まったと思う。
西村君:ライトな話であれば、11月度例会の打ち上げですかね。みんなで苦しい思いをしながら一生懸命やった事業を無事成功させることが出来た時の打ち上げの時は最高で、本当に委員長をやってて良かったと思いました!!彦根観光協会が隣でやっていた物産展の売上がここ10年で一番良かったとか、数字でも結果が出ると「やって良かった~」と、めちゃくちゃやりがいは感じられますね。
丸山君:自分は会員系の委員長として、メンバーのみんなを楽しませる設えを一生懸命考えて、当日みんなが楽しんでくれている姿を見た時に「やって良かった~」と嬉しい気持ちになりました。
澤田君:めちゃくちゃ記事用の発言やなぁ(笑)でも本当に、良い設営でどの懇親会や会員大会も楽しめたわ。

Q4.来年の委員長に向けてひとことお願いします?

丸山君:嫌でもすぐに時間は過ぎていくので、悔いの残らないように頑張ってください。←記事用の発言( ´∀` )
西村君:いや、「地獄へこんにちは!!」やろ(笑)とにかくやっている時は地獄なので頑張ってください。真面目にアドバイスをすると、地獄の中やり切るとそれ以上に得られるものがあるので頑張ってください。←以外に真面目( ´∀` )
澤田君:本当に1年間長いようで、終わってみるとあっという間ですので、1年間手を抜かずに計画を立てている時に考えた志を忘れずやり切ってもらいたいです。なかなか自分の立場になると難しいですが、歴代の委員長がみんなそう言うし、自分もそう思うので、そんな気持ちを持ち続けるよう意識してみてください。←元々真面目( ´∀` )

「地域で輝く彦根JⅭメンバー」

このコーナーでは、彦根青年会議所で活躍するメンバーの普段のお仕事を取材し、メンバーがJⅭ活動以外でどのように社会に貢献しているのかを紹介します。最終回は今年度理事長であり彦根市で舗装工事業をされている株式会社オオミ建設の橋本 一幾 君に取材をさせていただきました。

株式会社オオミ建設 橋本 一幾 君

事業の概要

筆者:本日は取材の時間をいただきありがとうございます。オオミ建設さんは橋本建設さんのグループだと認識していますが、事業としてはどのような棲み分けになっているのですか?
橋本君:橋本グループは橋本ホールディングスの下に、橋本建設、オオミ建設、橋本不動産、彦根麦酒など7社の事業会社があります。橋本建設は公共工事が主で施工管理を専門とする会社、オオミ建設は舗装工事や建材販売、橋本不動産は土地造成販売や賃貸を行っています。
筆者:その中で、橋本理事長のおられるオオミ建設さんは具体的にどのような事業をされているのですか?
橋本君:オオミ建設の仕事、元々は自社が所有する山の砕石を大型のダンプで運んで販売したり、その他の建材販売をするのがメインの事業でしたが、自分が舗装工事会社を辞めて入社した15年ほど前から舗装工事の仕事をし始め、今では舗装工事がメイン事業となっています。また、舗装工事で出た古いアスファルトやコンクリートのがれきを自社で中間処理し、リサイクル建材として販売するという事業もしています。
筆者:橋本理事長がオオミ建設に入ってから舗装工事を始められたというのは初めて知りました。その舗装工事を今やメインの事業にまで成長させられているのはすごいですね。自社で廃材の中間処理をしてリサイクル建材として販売されている取り組みはSDGsの観点からもとても良いことだと思います。

筆者:橋本理事長は社内でどのような仕事をされているのですか?
橋本君:色々業務はありますが、主なところでは仕事を取ってくる営業や工事の段取りですね。具体的には現場の全体スケジュールや工程スケジュール、現場への人の配置などを行っています。
筆者:さすが、舗装事業を立ち上げてこられただけあって、事業をしていくうえで一番重要な役割を担っておられるのですね。複数の現場を同時に管理するのは大変そうです。

筆者:オオミ建設さんでは公共工事と民間工事ではどちらが多いのですか?
橋本君:公共4割、民間6割という感じですね。公共工事は仕事量に波があるうえに落札できるかどうか分からず、メインにすると経営が安定しないので、意識的に民間の仕事をするようにしています。民間の仕事は、個人宅やアパートの駐車場、自治体からの舗装工事受注、住宅の造成などがあります。
筆者:多くの従業員さんを抱えて事業をしていくためには、どの分野に注力するかも大事なのですね。

事業の強みについて

筆者:他にも舗装工事をされている会社がたくさんある中で、オオミ建設さんに仕事を依頼されるのはどのような理由がありますか?
橋本君:やはり人と人との繋がりと信用だと思います。JC活動の中でも、多くの繋がりや信頼関係が出来て仕事の上でも大いに役立っています。
筆者:やはり人と人との関係性は大事なのですね。仕事の上でオオミ建設だから出来るというようなことはありますか?
橋本君:それでいうと、廃材を中間処理して建材として販売したり自社利用しているところは競合他社ではあまりないと思います。また、車両を含め重機などの設備を全て自社で所有していることも自社の強みだと思っています。うちは元々ダンプの仕事がメインでしたが、舗装工事の仕事を始めて、橋本建設や橋本不動産の造成工事も受けられるようになり、そこで出た廃材を中間処理してまたリサイクル材として活用するなど一連の循環が出来るようになったことも強みになっていると思います。この循環する仕組みを構築するのは一朝一夕には出来ないでしょうね。

筆者:詳しくお聞きしていくと「強み」となるものがたくさん出てきますね。橋本理事長が立ち上げられてきた舗装工事の事業が上手く循環し始めたということですね。
橋本君:そこは自分の力ではなく、やはり「橋本建設グループ」というところが大きいです。もし自分が今から独立して舗装工事業を始めたとしても仕事が貰えるとは思ってません。やはり、橋本建設グループだから何かあった時に保証できるだろうとか、しっかり対応してもらえるだろうという安心感が背景にあるからこそ仕事を貰えているのだと思っています。

今後の抱負について

筆者:今後の抱負について教えてください。
橋本君:一回しかない人生なので格好よく、スマートに生きたいと思っています。その「格好よく」というのが、今はもっと事業を大きくしてくことです。なぜそう思うのか分かりませんが、前職でお世話になった師匠が「どうせやるなら滋賀で1番、それが出来たら日本一を目指せ」と言われていたのが今でも心に残っているのかも知れません。
橋本君:最近は若い人が土木工事の仕事に就かなくなってきています。土木は汚い、臭い、賃金が安い、しんどいというイメージがあるのだと思います。今世間で言われているような「働き方改革」を自社でそのまま実行するのは難しいかも知れませんが、今は先行投資的に設備投資を積極的に行うことで、少しでも働いてくれる従業員の環境を良くしたいと考えています。
筆者:今は明確には見えていないということですが、滋賀県一、日本一を目指す中で何か次の目標が見えて来そうですね。

筆者:最後にJCについて思う事があればコメントをいただきたいです。
橋本君:色々ありますが、一番は全員が理事長をやってほしいということです。今までJC活動をしてきて、理事長をさせていただいた今年が一番周りからの情報量が多かったです。一番学びになったのは委員長の時だったと思いますが、得られる経験値としては理事長がダントツで良かったです。
筆者:理事長経験者の方しか分からない景色だと思いますが、理事長経験者の方は皆さんそうおっしゃいますね。

橋本君:JCのすごいところは、いろんな役職を単年度で経験出来るということだと思います。委員長の時は人の使い方を学びました。会社と違って金銭的な利害関係が無いので、人に動いてもらおうと思ったらまず自分が率先して動かないと動いてくれないというところも学びになりました。今年は理事長をさせていただき皆さんに立てていただいたので、来年は自分が補佐する役割として澤井理事長を精一杯立てていきたいと考えています。そうやって、毎年自分がいただいた役職を全うすることが大事なことだと思います。
筆者:橋本理事長の話を聞いて、やはりいろんな役職を積極的に受けることが大事なんだと改めて感じました。
橋本君:やはり最も大事なのは人間関係だと思いますので、みんなも積極的にチャレンジして広く人間関係を作っていってもらいたいと思います。
筆者:とても熱い話を聞かせていただきました。本日はお忙しいところありがとうございました。

インタビューを終えて

最終回は本年度理事長をされている橋本 一幾 君にインタビューをさせていただきました。
インタビューをする中で、橋本理事長は自分の直感を大事にしつつもしっかりと先を見て経営をされている方だと感じました。ご自身で立ち上げられた舗装工事の仕事ですが、自分自分ではなくグループの中での立ち位置もよく考えながら、上手く循環させる仕組みを構築してこられたところは凄いと思いますし、驕らずに謙虚さを持ち続けて仕事をされているところも素敵だなと思いました。JC活動においては、1年間理事長としての大役を果たされました。やはり理事長を経験されると風格が違うという感じがします。次年度は直前理事長として、彦根青年会議所が更に進化出来るようご指導いただきたいと思います。
彦根青年会議所メンバーの魅力と社業での活躍を紹介してきたこのコーナーも今回で最終回となりました。日頃のJC活動では見られないメンバーの新たな一面と魅力をお伝えできたのではないかと思います。筆者自身も取材をする中で、メンバーから毎回刺激をいただき今後の人生の糧になりました。一年間ありがとうございました。

総会・理事会通信

このコーナーでは、彦根青年会議所の決定機関である総会や理事会の決議事項について発信します。

第15回理事会 
日時:2023年11月24日(金)19時00分~21時00分  場所:文教スタヂオ5階
決議事項リンク 

第15回の理事会では、「9月度例会~輝け滋賀よ~開催の件」「滋賀ブロック協議会褒賞申請の件」の報告議案に加え、次年度のハンドブック作成、2024年度事業計画について承認されました。次年度の足音が聞こえてきましたが、あと1ヶ月今年度の活動を全うします。

事業・例会案内

このコーナーでは、前月の活動報告や今後開催予定の事業、例会、総会などの情報を掲載します。

活動報告

2023年11月3日(金)10時00分~16時00分 場所:ひこね市文化プラザ駐車場
11月度(事業)例会~ひこねの魅力万博~  ※地域未来共創委員会
開催報告はこちら

今後の事業、例会、総会案内

2023年12月6日(水)19時00分~ 場所:伊勢幾2階
12月度例会~仲間の輪~  ※組織の輪確立委員会

2023年12月11日(月)19時30分~ 場所:文教スタヂオ5階
12月通常総会  ※総務広報委員会

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